小さなタイヤの自転車ならではのメリットとは
折りりたたみ式自転車等は、車輪が小さいので
一見すると「子供用なのでは?」と思われることもあります。
タイヤの大きさが小さい自転車のことを「小径車」と呼びますが
小径車はれっきとした大人用の自転車です。
フルサイズの自転車と比較して、小径車ならではのメリットはいくつもあります。
今回はそれをご紹介していきましょう。
ホイールの直径は、リム幅によっても若干の違いがありますが
おおむね次のような長さとなっています。
20インチ・・・406㎜
26インチ・・・571㎜
700C・・・・622㎜
20インチホイールは、MTBやロードバイクと比べると
約20㎝も小さいことが分かります。
次にタイヤ1回転でススム距離を「タイヤの周長」と言い
下の目安を見ると、小径車は50㎝ほど少ないのですが
ギア比が同じであるなら50㎝少ないぶん
車輪を1回転させる力も少なくて済むわけです。
20インチ・・・1.75幅で1515㎜
26インチ・・・2.0幅で2055㎜
700C・・・・25C幅で2105㎜
まさに「省エネ運転」。
意外かもしれませんが、ペダルを踏む力が少なくても、楽に進んでくれるのです。
フルサイズから乗り換えて、すぐにスタートダッシュの良さに驚かれるのは
車輪が小さいからこその魅力といえます。
また、ホイールが回転し続けようとする力を「カージャイロ効果」というのですが
フルサイズの自転車では、この効果は高く、タイヤが小さくなるほど小さくなります。
長距離の運転に有利なのは、フルサイズの自転車ですが
そのいっぽうで、小径車は少ない力でもブレーキがしっかりと効きます。
奈良県大和郡山市の筒井町にある「オートサイクル川本」は、
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